LIA Life Investigation Agency

告発 2

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被災地、避難所で命が捨てられています!。

この犬は、避難所まで、飼い主と共に非難してきて、飼い主が避難所から他の場所に移る際に、首輪をはずされ、飼育放棄された、捨てられた犬です。

引き取り依頼や、飼育放棄して保健所に持ち込む、首輪を外して放す、繋いだまま放置して立ち去る。被災地、避難所周辺では、こういう事が頻発しています。

飼育されている動物には、あなたしかいません!。

被災して、住まいも、財産も全て失った方でも、動物と共に避難所で暮らしている方が多数います!。

動物(ペット)の存在が、自分の癒しや、生きる希望だという方が多数いらっしゃいます!。

自分が、自分の意思において飼う事を決め、飼育していた動物と共に生きる道を探せない人、そういう人は二度と動物を飼わないで下さい。御願いします!。

この犬は、とても人間不信になっていて、2メートル以上近付くと、必ず逃げました。

しかし、人間が来ると、必ず遠くからその姿を伺っています。

痛々しいです。可哀相です。

震災の衝撃だけではなく、飼い主に捨てられた事による、人間不信は相当なものだと思いました。

この避難所がある場所は、山の中腹です。

この避難所がある町は、地震と津波、その後の火災で全焼し、原子爆弾が炸裂したような状態です。

山も燃えていて、下草が殆ど燃え、虫や小動物などの多くも被災したと思われます。

この犬は、飼い主と、食べ物を探して、二週間以上、徘徊していました。五キロ以上離れた所でも目撃されていました。

大惨事ですから、それぞれ事情はあると思います。生意気で、配慮に欠ける意見だとも思います。でも、御自身で、新たな飼い主を見付けようとしたりしましたか?。そういう努力をせずに、こういう事をする人、こういう事を考えたり、行った、あなた!、あなたは、あなたの人生において、二度と動物を飼わないで下さい!。御願いします!。

運良く保護される動物はごく一部です。その殆どに待っているのは死です。

4月2日の朝、4時間ほどかけて、無事保護しましたが、捕獲するまでに、5日間かかりました。

はじめて見付けた日は、夜だったのですが、近くを通りかかった自衛隊員にも手伝って頂き、1時間半以上、捕獲しようと奮闘しましたが無理でした。

動物いのちの会いわてさんに、盛岡保健所から捕獲器を借りて頂き、片道2時間半もかけて、捕獲器や捕獲用ネットなどを運んで頂き、5日間、奮闘し続け、麻酔銃以外は、ありとあらゆる方法で捕獲を試みました。
毎日、少しずつ慣らして行き、結果的には、私が素手で捕まえました。

この犬の件では、避難所の災害対策本部の方の好意で、朝の会議で取り上げて頂き、作業車で轢いてしまわないように、呼びかけて頂いたり、大変多くの方に目撃情報を頂いたり、皆様の御協力と御尽力に大変感謝致しております。ありがとうございました。

この犬が今後、幸せに暮らせるよう願うばかりです。

本当に動物が好き、本当の意味での動物愛護とは、動物の事を一番に、もしくは自分の事と同じように、動物の事を考える事をいうと思います。

あなたの動物愛護、あなたがよく口にする「私は、動物が好きです。」という言葉、本当ですか?。もう一度よく考えてみて下さい。

あなたには、あなたの飼育している動物を、絶対に守れますか?。

あなたの飼育している命には、あなたしか頼りになる存在がいません。宜しく御願い致します。